就職面接の75%は〇〇で決まる?!ハーバード流楽観的な脳がもたらす好影響
こんばんは、今回は楽観的脳が与える影響について書いていきます!
楽観的な人は、賢く見える人の特徴とまとめる研究も見たことがあります。幸福である人が信頼を得やすいんだよ〜っていう記事も以前に書きました。
今回は改めて楽観的・ポジティブであることのメリットをまとめます!
「楽観の優位性」と呼ばれる法則があって、楽観的な人は知能が高まり、創造性が高まり活力が増大します。以下3つは楽観的な人がパフォーマンスを上げた具体例を示しています。
1楽観的な人は仕事の面接でも良い結果を残しました。
仕事の面接は25%はIQで決まるのに対して、75%は楽観の度合いや周りからのサポート、ストレスを脅威ではなく挑戦と受け取る能力にかかっていることが判明しています。
2高い目標設定とパフォーマンスの向上
以下の論文では子供が悲しい時ではなく、幸福感を感じるような時に、高い目標設定をし、かつパフォーマンスも上がることを示しています。
https://psycnet.apa.org/record/1989-28353-001
3情報処理能力向上
また以下の論文では楽観的な人が情報収拾を容易にすることを示しています。
ハーバード大学のショーンエイカー氏によれば、多くの人は「まず成功して、成功すると自信がついて幸福になる」と考えがちですが、逆だといいます。正しくは「幸福になって楽観的になるから、能力が上がり実績が上がり成功するのです。」だそうです。
なぜ成功しても楽観的になれないのか?理由は、一度成功すると脳が新たな成功を再定義し始め、いつまでたっても満足しないのです。これについては以前に記事にしました。「快楽の踏み車」という心理効果です。要するに、より高いレベルの生活を求めても求めてもすぐにその生活を当然のように脳が理解しいつまでも満足しないという心理効果です。下から以前の記事をご覧ください。
またある論文(http://sonjalyubomirsky.com/wp-content/themes/sonjalyubomirsky/papers/LSS2005.pdf)によれば、
ポジティブな場合、
・より安定した仕事につき
・より仕事の定着率が改善し
・格段に高い生産性を得て(ネガティブな場合に比べ31%向上)
・レジリエンスが上がり
・燃え尽き症候群になりにくくなり、
燃え尽き症候群については下の動画をご覧ください
https://creatoracademy.youtube.com/page/course/well-being?hl=ja
・売上が上がり(ネガティブな場合に比べ37%向上)
・業績の急転直下が防げたようです
またお医者さんも楽観的な場合19%早く正確に診断できるようになったようです。
現実をよりポジティブに捉えられれば、脳はより熱心に早く知的に活動しその結果として成功するというのです。
また幸福な時に出るドーパミンには2つの役割があって、幸福感を作るだけではなくて脳のあらゆる学習機能をオンにして、世界に対し異なるやり方で適応することができるのです。
ではどのようにすると、ポジティブで楽観的になれるのでしょうか?
1 一日3つ感謝することを書く。
これを21日間続けると脳が勝手に世の中のいい面に注目するようになり、世の中には悪いものはなく世の中はいい場所だと認識できるようになるようです。道端ジェシカさんが実践していることでも有名ですよね。
https://greatergood.berkeley.edu/images/application_uploads/Emmons-CountingBlessings.pdf
過去24時間以内のポジティブな体験を日記に書くと、脳がそれを追体験します。
3運動
運動は鬱を防ぎます。
ちなみに運動は頭をよくしてくれるという研究もあります。
4マインドフルネス瞑想
瞑想は、複数のタスクを同時に行う時に発生する注意力の散漫を防ぎ、手元のタスクに集中できるようになります。
5無作為な親切をとる
メールを開くたびに友人に賞賛や親切のメッセージを伝えるという人もいます。
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/00224540903365554
これらのステップを踏むと脳がポジティブになるというわけです。
今回は以下の動画を参考にしました!寒くて体調を崩しやすい時期ですがお気をつけください!それでは!