運動で頭が良くなる?

おはようございます。
今回は短めに、運動で頭が良くなるの??っていう記事を書きます。
 
以前は、脳のニューロンの数は生まれつき決まっていて、増えない、むしろ加齢とともに減っていくというのが定説でした。でも、最近の研究で、後天的に増えることがわかってきています。
ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ氏曰く、
ニューロンの数を増やすために最も効果が期待できるのは、運動です。さらにものを覚えたり認知能力を高めるために必要な神経結合を増やしたり、ドーパミンセロトニンノルアドレナリンといった思考や感情にかかわる神経伝達物資の分泌を促す効果も、運動にはあります
とのこと。
 
「運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が脳の中でさかんに分泌されます。このBDNFが、脳の神経細胞ニューロン)や、脳に栄養を送る血管の形成を促すことが明らかになりました」
 
カリフォルニア州の小学校では、運動の成績と学力に相関関係が見られたほか、栃木県のある学校では、勉強前に運動を取り入れた結果、成績が向上し中学受験をした3人全員が第一志望の学校に入れたとのこと。
 
栃木県の小学校の体育主任の先生は、学業以外での生徒の変化にも注目しています。
クラスの人間関係がよくなり、生徒間のトラブルも減ったと感じています。また、児童一人一人の表情が豊かになったとも感じます
 
アメリカの小学校でも、子供たちの協調性、リスクに挑戦する姿勢といった、社会スキル面をつかさどる脳の部位の発達が、成績向上と同時に報告されていたそうです。
 
軽い運動を毎日取り組むのがいいと思います。
毎日散歩を30から40分ほど習慣として取り入れている人は海馬の灰白質の濃度が上がったなどという研究もあります。
以下参考にさせていただいた記事です。