【不定期】バヨリン日記

不定期にバイオリン弾く上で個人的にこれは大事なのではないか?!と思ったことをまとめていきます。

 

・「アップだから先から」だとか、「ダウンだから元だから」というのは誤り

同じフレーズの中だったら、なるべく弓の速さや音色を合わせるべきなので、よくある、8分音符でアフタクトがあって、そのあと二分音符一つの音価に相当するスラーがあるときは、元1/4くらいのところから始めるのが素敵な手法です。

 

・弓先に行っても音圧も音色も変わらないようにしよう

 

・楽譜は、「ただのグラフ、されどグラフ」

楽譜は、xy座標です!というと

??

という感じですが、よく高校生で習う二次関数に登場するxy座標と原理は同じで、y軸が音程で、x軸が時間というわけです。

まず

「ただのグラフ」というのは、音楽には意味やメッセージがあるから、無機質な数学的記号にとらわれるとそのようなものがないがしろになってしまう恐れがあるということです。

「されどグラフ」というのは、感情先行型に音楽を進めてしまう人は、音符の示す音価をないがしろにしてしまうので、音楽に自分の感情を込める際にも、最低限の音符の示す音価は守ったほうがいいということです。

・大事なのは「音楽」で、弓や指の技術的な都合で、音楽性がなくならないほうがいいです。音程が当たるか不安!!と思うこともあるかもしれませんが、そのために、直前まで死ぬ気になってさらうということが大切です。

 

・E線は音色も音量も変わりやすいので、移弦する際には注意です。自分が思っている以上に音量が大きくなってしまっている場合があります。

 

・弓は弦の上に置いてから弾きます

そうしないと雑音が混じりますし、弦をしっかり振動させて木箱を十分に響かせるのが難しくなってしまいます。

よく、弓=飛行機、弦=滑走路

と例えて、飛行機に乗るお客さんが気分を害さないようなボウイングを目指そうということもあります。

 

・ffなどで、音量を出したいときもあるかと思いますが、弦がブルンブルンなったり、音が潰れてしまわないように注意しましょう。この時に大切な意識がけは、「音程」を

ひき、オーケストラや室内楽の場合は、周りの音との和声感をしっかり意識していくことが大切です。

 

・情熱と乱暴は違います。

情熱的に弾く時でも、弓が暴れてしまわないように、内はアツク、外はサメテ弾くことが大切です。

 

・何も考えないで無機質な音は出さないようにしましょう。

フレーズを長く考えたり、その音の意味やメッセージ性を意識したりすることができれば、どんな音色で、どれくらいのビブラートをかければいいのかがわかるはずです。

 

・他の人と合わせるときは、注意が必要です。

音楽の方向性や、弓の速度、ビブラート、をゆっくり練習して合わせ、和声を意識した音程合わせが重要になってきます。

 

・フレーズは長く考えられたもの勝ちです。

絶対に1小節ごとの音楽にならないことが大事です。ただし1小節ごとに完結していく場合は例外です。

 

・同じことが繰り返されたら、例えば、起承転結を意識しよう。

同じ形が繰り返されたとき、同じように弾いていくのは誤りの場合が多いです。自分なりにストーリーを考えて、音符に生を持たせましょう。

 

・他の人がどうきくかは、あまり意識しない。

自分の中で、何か宝物として美しく尊いものを作り上げていくイメージで音楽づくりしましょう。他人の評価を気にすると、他人のふとした言動で、自分の軸や音楽性がずれ、他人の評価ありきの、真に本質をついた演奏とは言えない演奏になってしまいます。もちろん先生や上手い人の指摘から反省改善していくことは言うまでもなく大切なことです。

 

頑張ります。☺️