バイオリン日記〜自己満まとめ〜

 

・音符と音符の間の音楽が死なないようにする。そこに音楽が流れるように。

・練習の時は、「演奏する」のではなく、「箱根の木工細工を美しく工作し、きっちりはめるように作る」ことが大事なのかなと思った。

=>例えば、腕と指の動きが一致しているか、音色は過不足なく満たされたものであるかを確かめる!それも丁寧に見てあげる!

・いきり立つと、とても精神的に不安定さを感じるけど、そんな状態で楽器を弾いても結局はあまりいい音は鳴らない。精神的に充実してて満たされているような状態を目指そう。そういう状況下で、あまりの安定さに逆に不安になることがあるかもしれないけど、そんなことがあっても気にしないようにしてあげる。

・意識的な脳の部位を使うよりも、直感的かつ潜在的な脳の働きが起こる部位を使ってあげて音楽した方がうまくいく。これは音楽以外もそう。将棋は代表例。

・「綺麗なヴァイオリンの音を奏でよう」と考えるよりも、宇宙や圧倒的な光景などの、普遍的な美を意識して、身を宇宙の空気(宇宙に空気ないけどね)や言語化不可能な圧巻のスケール感や雰囲気に、身を投げ出すように演奏すると、相当自然な演奏になる。

・3連符は、拍頭のダウン・アップを強調して弾くと、音楽の方向性が見えやすい。

ex)ブラームスの2番の4楽章のヴィオラや1楽章のチェロバス

・休符もしっかり数えて音楽しよう。

ex)  ブラームスの2番の2楽章のヴィオラチェロ

・オーケストラで音楽する時は、演奏家全員一人一人が、拍子感を常に持っておくことが大事。頑張って周りに合わせようとするのではなく、その拍子感が自然に合うように音楽の方向性を共有する。