利他的社会 2018/10/19に書いた記録

こんばんは!今回は2018/10/19に書いた記録をほぼそのままブログに載せますんで、お時間のある方だけ、興味のある場合は、読んでいってくださいね!

 

利他的、持続可能、動的平衡、マイクロプラスチック、analogy

https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S13728141.html

朝日地球会議2018ってのが開かれてたみたいで、そこでの発言の引用に目が釘付けになったという感じで、、
「『事業をどう展開すれば、地球の生命体や人類に恩恵をもたらすことができるか』。そう考えるのが21世紀型の企業で、自社の利益と株主を最優先するのは20世紀型の企業だという。」
っていう文章があったわけです。
確かに最近、レゴ社が、2030年までにレゴブロックの素材にプラスチックを使うのをやめて「持続可能な新素材」に変えると発表したし、プラスチックといえば、最近はマイクロプラスチックで海が汚染されて海の生物の体内に堆積、人間が食べたら、また人間の身体の中にも堆積しちゃうんで、あんまり日本だと報道されない気がするけど、世界的にプラスチックの使用をやめる動きはあって、例えば海の家のストローを紙製にしたり、麦を使用したりしているよなって頭によぎったのです。下はレゴの新素材のニュースのリンクです。
https://m.huffingtonpost.jp/…/lego-saying-no-to-plastic_n_7…

そこまででも頭は喜んでいたんですが、、
じゃあなんで20世紀の企業は、環境問題をはじめとして「地球上の生命体や人類に恩恵を与える」というよりむしろ「自社の利益と株主を最優先する」傾向にあったかっていう問題に行き着きますよね。でそこで思ったのは

人間が生きてる意味って自分達の幸福を最大化することな気がしていて、そのやり方はその時代の人々の価値観の変化とともに変わって来ているきがして、今回の話で言えば20世紀の人々にとっては科学技術をただ発展させていくことが自分達の生活の質を向上させる事にもなるって事だったのに対して、21世紀になったらこのまま利己的な利益追求、事業拡大を進めていくだけだと、未来に明るい見通しが持てなくて、現実問題これからは倫理的な経済発展が必要なんじゃないのって、段々多くの人が気付き始めたっていうことですよね。

科学技術の進化が進み、人類にとって地球が小さくなったことでより地球全体に意識を向ける人が増えた。また、遠くの土地で起きている事も瞬時に情報として入ってくる分、世界で起きている事のリアル感が自身の体で、以前よりひしひしと感じられやすくなってるとも言えるかもしれません。

いい加減な知識を書くのはあまりいい事ではないですが、企業が地球上の生命体に配慮して経済発展を遂げていく方向性って落合氏の唱えるデジタルネイチャーの世界とにてるものがあるなと感じました。違うかもしれませんが、、

時代の変化とともに社会の人々の価値観は変わっていきますが、社会という1つのコミュニティを考えてみたら、それって福岡伸一氏が唱えてる動的平衡そのものですよね。本人も、社会の組織の仕組み、運営のされ方って動的平衡の原理に近いものがあるよねっておっしゃっていましたが、、

話を戻すと、僕は社会は1つの生き物だと思っていて、我々生命体の身体の分子が毎日ちょっとずつ変化して置き換わっていくのと同様に、社会の中でも、寿命で亡くなる方がいる一方、新しい世代が誕生してくる。動的平衡を保ってるわけですよね。このanalogy類似を続けると、人間って死ぬまで精神的にも倫理的にも知的にも良い方向にも悪い方向にも段々変化していきますよね。大抵悪い方向に変化していった場合、資本主義、民主主義の下では自然淘汰してしまうと思いますが、、同じように社会も1人の人間みたいなもので、良い方向にも悪い方向にも変化してくと思うんです。でも大抵は良い方向に進みます。factfulnessっていう本でいかに人間が未来に対して悲観的か、実際世界は改善されていってるかよくわかると思います。実際悪くなっている面もあるので、断言はしにくいですが。

何が言いたいかっていうと、利己的な経済発展でなく、利他的に地球上の生命体のために活動する、あるいは生命体の幸福のために貢献するのって、まるで、利己的な子供が利他的な成人になって成長することみたいですよね。

僕は将来の地球に対して楽観的です。むしろ自分の人生しっかりしないとまずいんじゃないかという焦りの方があります。バランスは大事だなとは思いますが、自分の人生には良い意味で悲観的でいたいです。最近は早く経済的にも精神的にも自立せねば、と思う限り。

それでは!!