他人の不幸は蜜の味?シャーデンフロイデ(Schadenfreude)

こんばんは!

今回はシャーデンフロイデ(Schadenfreude)についてです。

Wikipedia

によると以下のように定義されています。

”自分が手を下すことなく、他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情。ドイツ語で「他人の不幸(失敗)を喜ぶ気持ち」を意味する。”

 

簡単にいうと、他人の不幸に対して自分に優越感を感じてしまうという人間の性質のことです。誰にでも、そういう傾向はあるのではないでしょうか。家族でもクラスにもそういう人はいます。自分も時たま感じてしまうことはなくはないです、他の人よりは少なくしようとか、非倫理的なことなんで、考えないようにしよう!と努力はしていますが!

 

それで、他人の不幸をあざ笑うなんて、非倫理的だし、相手に対しても失礼であることはもちろんです。いじめられた経験がある人は、似たような経験を一度はしているはずで、あの時に感じる屈辱感ほど辛いものはないとよくご存知だと思われます。経験があるのでわかります。

 

ただ、相手に対して嫌な気持ちを与えるのはもちろん問題なのですが、嘲笑った張本人にも悪影響が及ぶのを知っておくべきです。

他人の不幸をあざ笑うのは、他人の不幸を見つけるための神経回路が強化されて、粗探しが上手くなり、ついにはその矛先が自分に向き、自分に嫌悪感を感じてしまい、不幸になります。そして、自分の周りにいる人や自分の人生の粗探しが上手くなり、段々と不幸になっていきます。

さらに、他人の失敗をあざ笑うのは、表面的には自分の優越性を感じることができても、結局、現実問題として、本人に何にも成長したことがなく、自分は変わってないんです。泥沼の中で溺れながら、飛行している鳥が落ちたのをみて笑ってしまうようなものです。だから、短期的にいい思いをしても、非生産的です。

 

まだ勉強不足なところはありますが、周りの人間関係でも、嫉妬の感情からか、シャーデンフロイデに取り憑かれてしまっている人がいて、不快な思いをすることもあるので、書きました。自分も気をつけようと思います。

 

以下参考までに!

それでは!

 

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