なぜゆっくり練習するのか?
こんにちは!これまで色々な記事を書いてきましたが、これ使えるぜ!ってやつがあったら、シェア・コメントお気軽にお願いします。色々な人からフィードバックがもらえると嬉しいです。(間違いじゃね?ってこともあったらお気軽に教えてください!)
今日はある記事に沿って、なぜゆっくり練習することが大事なのか?またゆっくり練習しているのになかなか上達しない人は何が問題なのか?ということについて書きます。
そもそもなぜゆっくり練習するように先生から言われるのか考えたことはありますか?確かに、ゆっくり弾くとより簡単にパッセージが弾けるようになりますが、それで十分だと思いますか?
まずは、多くの人が勘違いする2つの誤解について書きます。
1過程ではなく結果にこだわりすぎる
ゆっくり練習することの目的は、完璧に弾けるようになるためではありません。完璧な結果にこだわりすぎる完璧主義にはならず、より正しく弾けるようにしようと考える事が大切で、演奏やパフォーマンスの詳細を観察し、その詳細について考え直せるくらい十分ゆっくり弾くことで、より良く、ベターに弾けるような新たな方法を見つけることが大切なのです。もっとプロセスに重点を置くべきだという事です。
2実際十分にゆっくり練習していない
少しゆっくり弾いたくらいじゃ、不十分だっていう事です。重要なのは、技術を自ら考え観察し分析することができるくらいゆっくり弾くべきということです。細かな詳細を微調節するくらいマインドフルな状態(=より今に注意を向けた状態)で、すなわち、客観的に何が起きているのか、よりパフォーマンスを良くする為に方法を見つけられる、くらい今に注意を向けることも大切です。何も考えず、今にも集中せず、少しゆっくり練習するような練習法は時間の無駄です。
今により高い集中力注意力を向けられるようになる方法の一つとしてマインドフルネス瞑想があるので、ぜひ試してみてください!僕もこれで、練習の時の集中力が段違いに上がりました。
それではいよいよ、ゆっくり練習することの本当の目的について書きます。
ゆっくり弾いている時に大切なことは、
十二分に今に集中を向けて、非常に没頭していて、今現にやっていることに深く考えを巡らせることです。
これを苦しい拷問かと考える人もいますが、実はそうではなくて、無我夢中にさせてくれ満足を与えてくれるようなものなのです。些細な変化が演奏全体に大きな変化をもたらしてくれることは多分にあります。自分の理想の演奏の鍵となるような詳細な発見の多くが、大きな満足感を与えてくれるのです。
元の記事を書いた、Noa Kageyamaさんは、自身の大学時代の空手の経験からもゆっくり練習することの大切さをといてくれています。
空手の先生は、ゆっくり技を練習することで、適切なフォームを確認し、一瞬一瞬の動きのニュアンスのより深い理解を得ていました。
Noa Kageyamaさんは、はじめ、ゆっくり練習することは時間の無駄じゃないか?と思ったそうです。しかし、だんだんとゆっくりな動作で正しく技を作ることの難しさを感じたそうです。そこで、全てにおいてきちんと正しく行われているのか、筋肉は正しく効率的に使われているのか、一つ一つの細かな詳細にきちんと注意を払っているか、と考えることの大切さに気づいたそうです。
マインドフルネス瞑想も一日1分でも毎日やれば脳構造も段々変わってくると思うのでお試しください!
以下は参考にさせていただいた記事。それでは!