知的謙遜 「頭を垂れるほど実る稲穂かな??」
こんにちは!
今回は、知的謙遜について記事にまとめていきます。知的謙遜は、最近Google社が採用面接の時に大事にしている要素の一つであるようです。
知的謙遜の定義について、まずは確認します。
「自分の知識はどこまでが限界なのか」をしっかり把握できている能力のこと。
人間は誰しも、自分は平均より上だと思ってしまうバイアスがあるそうです。(ある研究では全体の約70%の人が自分は平均より上だと思っているそう。)
知的謙遜レベルが高い人は、
・異なる他人の意見から学ぶことができる
・長期的にみて知的発達のスピードが速い
・忍耐力、好奇心、中立性が高い
・自分と考えが異なる相手でも簡単には謝罪しない
・エビデンスを精査するのがうまい
・政治的な態度が急変しない
知的謙遜のレベルは、質問を重ねていくことでより精度を持って向上していくことができます。自分や物事に対して質問をたくさんできる人ほどより本質にたどり着けているとも言いますしね。知的謙遜の重要性、何より、Googleが採用試験の際に、条件として、取り入れているのに説得力があります。 (権威主義の危険性は承知の上、ですが!)
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と言いますが、科学的には「頭を垂れるほど実る稲穂かな」の方が正しいのかもしれません。
「謙遜しなきゃ!」って倫理的義務感から仕方なくわきまえようと考えている方がいらっしゃったら、「むしろ謙遜することで自分の成長のスピードが上がる!」と考えてみると、楽に考えられるかもしれません。
今回はこの辺で!それでは!